- ホワイトバランスって何?
- 写真をもうワンランクUPさせたい!
- 知り合いの写真を綺麗に撮ってあげたい!
こんにちは!ミトコンブログ編集長兼フォトグラファーのRAKIです!
皆さんは『ホワイトバランス』ってご存知ですか?
この記事で解説する『ホワイトバランスを使うべき理由と機能』について理解すれば、誰でも簡単に綺麗な写真が撮れるようになりますよ!
なぜなら私もホワイトバランスを理解してから、理想の写真が撮れるようになったからです。
全国経験者の知見を活かして、有益な情報を厳選して提供できる記事となっています。
ではまず、「ホワイトバランスとは何なのか」について解説していきますね!
もくじ
ホワイトバランスとは?
ホワイトバランスとは、撮影シーンごとの光の色を補正して見え方を変えることができる機能です。
例として、写す物体が同じ色でも『晴天の日』と『曇っている日』では色の見え方は異なります。
結果加工のような不自然な色が出てしまうため、人の目から見える色合いに近づける必要があります。
その調整を写真を撮る際に、ホワイトバランスという機能で補うのです!
知らなきゃ損!ホワイトバランスを使うべき理由2つ
次にホワイトバランスを使うべき理由を2つ解説します。
ホワイトバランスはカメラを極めようと思ったら使えるようにしておくべき機能なので、知識として覚えておきましょう!
- 白をより白くできる
- 簡単に写真の色味を変更できる
理由1:白をより白くできる
先ほども解説しましたがホワイトバランスを使えば、白を視覚的に白くできるようになります。
同じ白でもシチュエーションの光源(太陽光なのか、室内の蛍光灯なのか)によって、色味や見え方は変わってくるのです。
明るさの調整であれば露出調整やシャッター速度、絞りなどで対応できますが、色合いはそれらでは変えられません。
そのためホワイトバランスを使い、色に関してはホワイトバランスで見え方に補正をかける必要があるのです!
理由2:簡単に写真の色味を変更できる
2つ目は、簡単に色味を変えられる点です。
カメラの設定にこだわっていない場合、基本写真はJPG(ジェーペグ)というデータの形式で保存されます。
そして多くの方は撮影後に加工をすると思うのですが、JPGは加工してしまうと写真が劣化(画素数が下がってしまう)してしまうのです。
そこでホワイトバランスの長所である色味の補正で、後から加工せずともその場で色味を変えられます!
先生
ホワイトバランスとは色温度を調整するための機能!
ホワイトバランスには光源の色味を数値化した『色温度』というものがあります。単位は『K(ケルビン)』です。
5000Kを基準(白)として、数値が下がるほど赤味が強くなり、上がるほど青味が増します。
この色温度を基準に近づけるために、分かりやすく約6つシチュエーションごとに設定できるようになっているのです!
- オート
→自動的にホワイトバランスが調整されます - 電球
→白熱電球が光源として使われている場所での撮影にオススメ - 蛍光灯
→蛍光灯を光源として使われている場所での撮影にオススメ - 晴天
→晴天時の屋外での撮影にオススメ - 曇天
→曇っている際の屋外の撮影にオススメ - 晴天日陰
→晴天時の日陰での撮影にオススメ
先生
ホワイトバランスも使える初心者にオススメなカメラ3つ
「よくホワイトバランスが使えるカメラってどれですか?」という質問をいただくのですが、結論、今のカメラはほとんど使えます!
そのため今回は写真初心者の方のために私が選んだ安価かつ使いやすいオススメカメラ3選をご紹介しますね!
前提として今回紹介するカメラは全て中古です。
理由としては以下の2つがあります。
- 新品を買うとなると数十万かかる
- シンプルにお金がもったいない
中古だから綺麗な写真が撮れないとかはありません。
先生
コスパ最強:NikonD3200
- 価格:¥34,800円(税込)
- 画素数:2416万画素
- ISO感度:最大6400
1つ目に紹介するNikon D3200は、2012年5月に発売されたシリーズです!
画質は2416万画素で、ISO感度(光を吸収する感度)は6400までと暗い場所での撮影にも最適です。
ちなみに私は高校時代に中古で買った『Nikon D3100』を今でも使用しています。
余分な機能がなく、基本的に使う機能や装備品はセットで付いているので、私の一番イチオシのカメラです!
安価かつ使いやすい:Canon EOS Kiss X2
- 価格:¥23,980円(税込)
- 画素数:約1240万画素
- ISO感度:最大1600
次に紹介するCanon EOS Kiss X2は、安価で使いやすいカメラです!
Canonのカメラは比較的操作が簡単なカメラが多く、初心者でも問題なく綺麗な写真が撮れます。
画素数は約1240万画素と、先ほど紹介したNikonD3100のカメラよりは画素数が低いですが安価でカメラを買うことが可能です!
たとえば『インスタグラム』にアップして見てもらうことが目的であれば、アップするとき写真は圧縮されるので他のカメラと差はありません。
コストを抑えて撮影したいという方にはオススメです!
300mmまで撮影できる望遠レンズ付き:Canon EOS 50D
- 価格:¥37,800円(税込)
- 画素数:約1510万画素
- ISO感度:最大3200
3つ目のカメラは、Canon EOS 50Dの望遠レンズ付きのセットです。
最大300mmの望遠レンズがついており、遠くにある風景でも大きく撮影できるんです!
そのため近くで撮ることが難しい場所での風景撮影にはもってこいのカメラセットになります。
画素数は約1510万画素と高画質なので、風景写真が上手くなりたいと思っている方には特にオススメです!
ホワイトバランスにプラス!簡単かつ綺麗な写真を撮る方法4つ紹介
ホワイトバランスにプラスして、すぐに始められる撮影テクニックを人物写真と風景写真それぞれ2つずつご紹介しちゃいます!
意識すれば「今日からカメラの勉強を始めます!」という方でも、すぐに綺麗な写真が撮れますよ!
【人物】被写体を左右どちらかに寄せ気味で撮る
人を撮影するとき、ついアップで写真の真ん中に納めてあげたいという気持ちになります。
私も写真を始めて間もない頃はそうでした。
写真の真ん中で写すことが間違っているわけではないのですが、ぶっちゃけ真ん中で綺麗に撮るのは難しいのです。
そこで被写体を真ん中より左右どちらかに少しずらしてあげることで、背景も尊重でき、より美しい写真に仕上げることができますよ!
女の子
【人物】水平アングルかハイアングルのみで撮影
結論、人物写真は水平アングルかハイアングルを推奨します。
理由として、ローアングルだと被写体が大きく見えてしまい、人物の魅力を引き出すことはできません。
例えば、今ぜひスマホの内カメラで自分の顔を3つの角度から見てみてください。
どうですか?ローアングルは美しく映っているとは言い難いですよね。
といった理由から、被写体の方に気に入っていただける写真を撮るためにも、ぜひアングルには意識してみてくださいね!
【風景】奥行きを意識する
次に風景写真で私が気をつけていることについて解説します!
まず1つ目が、奥行きを意識することです。
奥行きを意識することで写真に臨場感が生まれ、ダイナミックな写真に仕上がります!
上記の写真は、見る人にも迫力を伝えたくて滝の下まで行って撮影しました。
「どうしたら被写体の魅力を引き出せるか」は人物写真にしても言えることなので、さまざまな角度から撮ってベストを模索してみましょう!
【風景】アイテムとかも使っちゃおう!
風景写真ではアイテムを使うことで可愛い写真に仕上げることもできます!
下記の写真は春に、菜の花畑を撮影に行ったときのものです。
このときは写真を立てるための額を100円ショップで購入して、菜の花に焦点を当てて撮影しました。
このように身近なアイテムを使うことで、可愛い写真に仕上げることもできますよ!
女の子
先生
ホワイトバランスとはカメラの潜在能力!
この記事で紹介した『ホワイトバランスを使いべき理由と色温度』について理解すれば、様々なシチュエーションでの撮影で綺麗な写真が撮れるようになり、スキルレベルを上げることができますよ。
最後に勉強したことをおさらいしておきましょう!
- ホワイトバランスとは白を視覚的に白く補正をかける機能
- ホワイトバランスの6つの機能はシチュエーション(撮影場所)ごとに使い分ける
- ホワイトバランスで色味を変えるときはいじっていない写真も撮っておく
ホワイトバランスを使うことで環境に左右されずに、どこでも綺麗な色味の写真が撮れます!
この機能を知っているか、そうでないかで写真の価値は大きく変わります。
実際にチャレンジしていただき、上手く使えるようになったら、ぜひ他の人にも教えてあげてくださいね!
『ホワイトバランスの使い方』について理解できたら、次に『【RAKI流】5分で読める!写真加工で見るべきポイント5つ』を読んでみてください。
加工の要点をまとめているので、写真加工をしたことない方でも納得いく写真に仕上げられますよ!