ミトコンブログ編集長のRAKIです!
高校時代全国大会にも出場し、高校2年にして県大会で1席を納めた若きクリエイターです(笑)
今回は『写真を加工する際にチェックすべきポイントと極意』をご紹介しようと思います。
- 加工といってもどこをいじればいいのかわからない!
- コントラスト?シャドウ?なんだそれ。。
- 撮影だけじゃなくて加工の知識もつけておきたい!
先生
もくじ
写真を加工する際に見るべきポイント5つ
1. 写真の傾き
先生
カメラのモニターでチェックした時には水平に見えていたものの、「帰ってパソコンで確認してみたら傾いていた」なんてことよくあると思います。
そうなったらまず、傾きを整えましょう。
これだけでも整った綺麗な構図に仕上がりますよ!
2. 明るさ
次に写真の『明るさ』です。設定するかどうかの判断基準は、単に写真が暗いか明るいかです。
例えば上記の動画のような花の写真であれば、暗い花よりも明るい花の方が映えます。
そこで暗い場合には明るさを上げて光を足してあげるわけですが、上記の場合はあげる必要はなさそうですよね。
といったように、判断していただければ大丈夫です!
3. コントラスト
『コントラスト』は、写真の明るい箇所と暗い箇所をはっきりさせるかどうかの設定です。
たとえば、コントラストの高い写真と低い写真2つの写真を比較してみましょう。
コントラストが違うだけで写真の雰囲気が大きく変化することがわかります。
そのため私はコントラストをいじる際、コンセプトをまず定めておきます。
- 花の写真
→明るい雰囲気にしたい場合は上げ、強調してかっこいい仕上がりにしたい方は上げてます。 - 夕日の写真
→夕焼け部分と、青空部分を強調したい時はコントラストは違和感のないところまで上げます。
といったように、コンセプトを持って写真の撮影から加工まで行うことを意識してみましょう!
4. 彩度
『彩度』は、色のレベル(濃くするか薄くするか)を調節する設定です。
- 色味を生かした写真に仕上げたい時(彩度を上げる)
- レトロな感じに仕上げたい時(やや彩度を落とす)
また白黒写真に仕上げたい方は、彩度を一番下まで下げればOKです!
最近は彩度の落としたレトロな写真を好む人も多くなっています!ぜひお試しあれ。
5. ハイライト
ハイライトは、写真の中でも明るい箇所のことです。
たとえば、逆光を生かした写真でハイライトを調節することで神秘的な写真にも仕上げられますよ!
- 風景写真の明るさが単調だから空を少し明るく見せたい!
- 海の写真を撮ったんだけど、もう少し海面の反射を強調させたい!
下の写真は、私が以前に撮ったトンビの写真ですが、コントラスト高めることでフレア(太陽の光の輪)やシルエットが強調されています。
ハイライトは白を強調させるので、被写体がハイライトの上げすぎによって消えないように注意しましょうね!
写真を加工するにあたって知っておくべき3つの極意
では次に写真加工をするにあたって、極意を3つほどご紹介します。
どんなことに気をつければいいのか把握しておけば、写真の魅力を引き出して上げられますよ!
1. 加工のやりすぎはNG
加工は簡単に写真の明るさや色合い、質感などを変えられる便利なツールです。
しかしオーバーに使いすぎると、本来の「写真のアジ」が損なわれてしまうのです。
もし「写真の魅力を引き出したくて加工をしている」という方は、必ず極端な加工は避けましょうね。(コントラストの違いなどで紹介した比較画像は、まさに極端な例です汗)
ただし加工をしていると目の錯覚で、綺麗に見える基準がわからなくなる時があります。
そんな時は一度目を休めてから再開することをオススメします!
2. オリジナルの写真はやや暗めに撮る
写真は逆光等で白くなっている部分は、後で「明るさ」を調整しようと思っても変化しづらいです。
理由は、「白飛びしている(白くなっている)=色の情報がない」からです。
ただし、暗めの写真は情報が多いため、あとで修正が効きます。(ちょうどいい明るさで撮るに越したことはありませんが笑)
私の場合は、明るい写真、やや光を絞った写真は必ず撮るようにしていますよ!
光の絞り方について知りたい方は、以下の記事でカメラの基礎操作について詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね!
3. カメラでできることはカメラでする
これから説明するのはあくまで例です。
カメラではホワイトバランス(WB)でカラーフィルターをかけられます。
しかしカメラで撮ったオリジナルの写真の色合いを変えてしまうと、あとから修正が効かなくなってしまいます。
そうなってはせっかく撮りに行っても勿体無いですよね。
そのためにも加工する方は、はじめからカメラで色合いを変えるのは避けましょうね!
加工スキルを習得してワンランク美しい写真へ!
私にとっての加工は、「写真の調味料」という感覚です。
今回は最低限見るポイントについて解説しましたが、加工項目はまだまだあります。ぜひ試行錯誤しながら練習してみてくださいね。
そしてぜひこの機会に、自分の好みの写真を製作してみましょう!