- 海の綺麗な写真が撮りたい!
- 海での思い出を写真として撮っておきたい!
- インスタでいいねがもらえるような写真を撮りたい!
こんにちは!フォトグラファーのRAKIです!主に島根で活動している若手クリエイターです。
この記事で解説する『海の写真の撮り方レパートリー3つ』について理解すれば、海を活用した美しい写真が撮れるようになりますよ!
なぜなら、海は撮り方だけで様々なレパートリーの写真が撮れるからです。
では早速『撮り方レパートリー3つ』について解説していきますね!
もくじ
どうやって海を撮る?写真撮り方レパートリー3つ
はじめにどんなレパートリーがあるのか紹介します!
今回紹介するのは以下の3つですが、それぞれ撮り方は異なります。
- 漂流物と一緒に撮影
- 海岸から夕日を撮影
- 人物を入れて撮影
一つずつ紹介していきますね!
1. アイテムと一緒に撮影
アイテムは、結論なんでもいいです!
たとえば流木や貝殻などを被写体として、海をバックに撮影してみましょう。(アイテムなどを被写体に撮るのもOK!)
- カメラはできるだけ地面に近づける
- ピントが海に抜けていないか確認
- カメラ:NIKON D3100
- シャッター速度:1/400
- F値:5.6
- 焦点距離:55mm
この時は「オロナミンCの空き瓶」をアイテムとして使用しました。
それを砂の上に乗せて撮影するだけで、オシャレな写真に仕上げられますよ!
2. 海岸から夕日を撮影
海といったら夕日も綺麗ですよね。
季節によって見え方が変わる夕日は、私も色々撮影しました。
- 暗めで撮る(のちのち修正が効くようにするため)
- 広角で撮影する(夕日をズームしすぎない)
- カメラ:NIKON D3100
- シャッター速度:1/3401
- F値:1.8
- 焦点距離:18mm
また上記の写真のように、空も含めて撮ることで一層印象的な写真に仕上げられます。
この写真の面白いところは、右半分は晴れになっていますが、左半分は今にも雨が降りそうな感じに見えるんです。
先生
3. 人物を入れて撮影
人物写真は海とは相性がよく、取り方しだいで初心者の方でも素敵な写真が撮れます。
人物写真で意識すべきことは、ローアングルで撮影しないことです。
なぜなら、被写体が大きく映ってしまうからです。
- ローアングルで撮影しない(被写体が大きく写ってしまう)
- 服やアクセサリー、アイテムは活かしてあげる(こちらの詳しい撮り方については現在執筆中)
- カメラ:NIKON D3100
- シャッター速度:1/80
- F値:4
- 焦点距離:32mm
アングルは『ハイアングル』か『水平アングル』で、被写体に近づきすぎず、できるだけ焦点は引いて撮影するのがよいでしょう。
どうしたら被写体の感情や雰囲気を1枚の写真で伝えることができるのか考えながら撮影してみましょうね!
女の子
海を活かした写真の撮り方のポイント2つ
次に海で写真を撮る際のポイント2つについて紹介します。
前述したように海は取り方次第で印象が大きく変わるんです。
そのためRAKI流の撮影のポイントをそれぞれ解説しますね!
- 海単体の撮影は撮らない
- 時間を変えて撮影しに行く
1. 海単体は極力避ける
結論から言うと、海単体の写真だけでは情報量が不足しています。
海単体の写真を否定するわけではありませんが、ぶっちゃけた話、海単体の写真なら誰でも撮ることが可能なんです。
なのでぜひ、自分にしか撮れないような写真を撮っていただきたいと思っています!
「自分にしか撮れないような写真をSNSで見てもらいたい!」という方は、以下の項目をイメージして撮影してみてください!
- いつ(時間帯はいつ?)
- どこで(砂浜?海の中?岸?)
- 何を(アイテム?夕日?人物?)
- どう撮ってみたいのか(おしゃれに?レトロに?)
先生
女の子
2.複数枚撮る
写真は必ず1,2枚ではなく、同じ構図のままで設定だけ変えて5枚以上は撮影しておきましょう!
理由は、カメラの画面で見たイメージとパソコンの画面などで、仕上がりがズレることもあるからです。
たとえば、カメラではちょうどいいと思っていたのに、パソコンで見たら予想以上に明るかったということもあるのです。
あとで削除する分でも、写真はある程度の枚数撮っておきましょうね!
海の写真撮影で気をつけること2つ
海の写真を撮る際に注意すべきことは2つあります。
- 白とびしやすい
- カメラのメンテナンス
こちらの注意点をおさえておくことは、良い作品作りにもつながりますよ!
注意点1:白とびしやすい
日中の海や砂浜は光を反射しやすく、白飛びしやすいので要注意です。
もし光が強い場合は、ISO感度を落としたうえで、F値(絞り)やシャッター速度も暗くなりすぎない明るさになるよう調節しましょう。
ISO感度はautoになっていれば問題ありませんが、イメージとして晴れであれば「200」、曇りであれば「400」で大丈夫です!
私の場合、露出はちょうどいいより、やや下げて撮影して補正が効くようにしています。
注意点2:カメラのメンテナンス
海での撮影の後は、カメラのメンテナンスは欠かせません。
理由は、レンズには見えない砂などが付着しており、そのまま拭いてしまうと傷をつけてしまうからです。
普段の撮影で「レンズだけ拭いて収納するという方」は、はじめにブロワーで砂やほこりを吹き飛ばしましょう。
その後やさしくレンズの汚れを拭き取って収納するようにしましょうね。
もしブロワーを持っていない方は、お近くのカメラ屋さんや下に低価格のブロワーのリンク貼っておくので、コチラからご注文ください!
今年の夏は一味違った海の写真を意識してみよう!
記事で紹介した「海の撮り方レパートリー3つ」を把握しておけば、海の魅力を見てくれる人たちにも伝えることができますよ!
最後にもう一度おさらいです。
- 漂流物と一緒に撮影
- 海岸から夕日を撮影
- 人物を入れて撮影
そして写真を撮る前には、以下の項目をチェックしてみてくださいね!
- いつ(時間帯はいつ?)
- どこで(砂浜?海の中?岸?)
- 何を(アイテム?夕日?人物?)
- どう撮ってみたいのか(おしゃれに?レトロに?)
夏の思い出をオシャレに記録しておくためにも、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
また「スマホでも素敵な写真を撮るためのスキルが欲しい」という方は、ぜひ「【スマホ編】撮り方コツ3つ」の記事を読んでみてください。
スマホ撮影に欠かせないポイントをそれぞれ解説します!